在来浴室からユニットバス|費用で後悔しないための3つのチェックポイント

タイルの床は、一歩足を踏み入れると氷のように冷たく、冬場は寒さで震えながらシャワーを浴びる。タイルの目地に根を張った黒カビは、どんなにこすっても完全には落ちず、掃除のたびにうんざりしてしまう。追い焚き機能がないため、すぐにお湯がぬるくなってしまい、心からリラックスできない…。


もし、あなたがこのような在来工法の浴室ならではの悩みを抱えているなら、そろそろリフォームを考える時期なのかもしれません。


ユニットバスにすれば、冬でも暖かく、掃除も簡単で、快適なバスタイムが手に入ることは分かっている。しかし、同時に「リフォームには高額な費用がかかりそう」「うちのような古いお風呂でも、本当に綺麗になるのだろうか」「大掛かりな工事になるのでは?」といった、たくさんの不安が頭をよぎり、なかなか最初の一歩を踏み出せないのではないでしょうか。


高額な費用がかかるリフォームだからこそ、絶対に失敗したくない。この記事では、そんなあなたの不安を解消し、後悔しないリフォームを実現するために知っておくべき、費用やサイズのすべてを丁寧にご説明します。




■ 費用相場とサイズ規格のすべて|我が家に最適なユニットバスは?

在来浴室からユニットバスへのリフォーム費用は、選ぶユニットバスのグレードや工事の内容によって大きく変動します。まずは、ご自身の希望と予算に合ったものを見つけるために、全体像を把握しましょう。



・費用相場は大きく3段階


一般的に、費用は「本体価格」と「工事費」の合計で決まります。以下に、戸建て住宅における浴室全体の広さが1坪(畳2枚分)の場合の、グレード別の費用相場を示します。


ベーシックグレード(50〜80万円):

基本的な機能(浴槽、シャワー、換気扇など)を備えた、シンプルなモデルです。機能性を重視し、コストを抑えたい方におすすめです。


ミドルグレード(80〜120万円):

最も多く選ばれている価格帯です。保温性の高い浴槽や、乾きやすい床材、節水シャワーなど、快適性を高める機能が充実しています。


ハイグレード(120万円〜):

デザイン性に優れ、肩湯やジェットバス、浴室乾燥機、ミストサウナといった最新鋭の機能を搭載したモデルです。最高の癒やし空間を求める方に適しています。


これらの費用には、既存の浴室の解体・撤去費用、ユニットバスの組立・設置費用、給排水・電気工事費などが含まれています。ただし、土台の腐食やシロアリ被害など、解体して初めて分かる問題が見つかった場合は、別途追加の修繕費用が必要になることがあります。



・知っておきたいユニットバスのサイズ規格


ユニットバスのサイズは、「1216(いちにいいちろく)」「1616(いちろくいちろく)」のように4桁の数字で表されます。これは浴室の内側の寸法を示しており、最初の2桁が短辺、後の2桁が長辺の長さを意味します(例:1216サイズなら、120cm × 160cm)。


戸建て住宅で一般的なサイズ: 1616サイズ(1坪サイズ)、1216サイズ(0.75坪サイズ)、1620サイズ(1.25坪サイズ)など。


マンションで一般的なサイズ: 1418サイズ、1317サイズ、1216サイズなど。


在来浴室は自由な形で作られているため、既存の浴室にぴったり合う規格サイズのユニットバスが見つからない場合もあります。その際は、サイズをオーダーできる製品を選ぶか、壁や間仕切りを調整する追加工事が必要になることも覚えておきましょう。




■ 見積もり前に知るだけで数十万円差がつく?費用を抑える3つの秘訣

少しでもリフォーム費用を抑えるためには、いくつかのポイントがあります。見積もりを取る前に、ぜひ知っておいてください。



・活用できる補助金・助成金制度を調べる


お住まいの自治体によっては、省エネ性能の高い設備(高断熱浴槽や節水水栓など)を導入する際に、補助金や助成金が受けられる場合があります。また、介護保険を利用した住宅改修費の支給(手すりの設置など)や、こどもエコすまい支援事業といった国の制度も活用できる可能性があります。利用できる制度がないか、リフォーム会社の担当者や自治体の窓口に一度確認してみることをおすすめします。



・設備のグレードに優先順位をつける


ショールームなどで最新の機能を見ると、あれもこれもと付けたくなってしまいがちですが、本当に必要な機能かどうかを冷静に判断することが大切です。例えば、「浴室乾燥機は絶対に欲しいけれど、スピーカーやテレビは不要」といったように、ご自身のライフスタイルに合わせて機能に優先順位をつけましょう。どこにお金をかけ、どこを節約するかを事前に決めておくだけで、予算オーバーを防ぐことができます。



・見落としがちなプロのチェックポイント


サイズを選ぶ際には、浴室内の寸法だけでなく、いくつか注意すべき点があります。一つは「搬入経路の確認」です。ユニットバスの大きな部材(壁パネルや浴槽など)を、玄関から浴室まで問題なく運び込めるか、事前に確認が必要です。また、既存の「窓の位置や大きさ」によっては、選べるユニットバスのタイプが制限されたり、窓の交換や移動といった追加工事が必要になったりすることもあります。こうした点は、専門家でなければ判断が難しい部分ですので、現地調査の際にしっかりと確認してもらいましょう。




■ 「安さ」で選んで大後悔…リフォームでよくある3つの失敗パターン

リフォームは成功すれば日々の暮らしを豊かにしてくれますが、一歩間違えると大きな後悔に繋がりかねません。ここでは、実際に多くの方が経験している失敗パターンと、それを回避するための方法をご紹介します。



・①解体後に追加費用を請求された


「提示された見積もりが他社より圧倒的に安かったので契約したが、いざ解体を始めたら『土台が腐っているので追加で20万円かかります』と言われた…」。これは、在来浴室のリフォームで最も多いトラブルの一つです。経験の浅い業者や、意図的に最初の見積もりを安く見せる業者は、床下や壁の内部の状態を正確に診断しないまま契約を進めようとします。契約前の現地調査の段階で、床下や壁の内部までしっかりと点検し、起こりうるリスクと、その場合の追加費用の可能性について事前に詳しく説明してくれる誠実な業者を選びましょう。



・②設置したら想像以上に狭くなった


ショールームの広く開放的な空間で見たときには素敵に感じたユニットバスも、実際に自宅に設置してみると「思ったより浴槽が小さくて足が伸ばせない」「洗い場が狭くて窮屈」と感じてしまうケースは少なくありません。サイズを選ぶ際は、カタログの数字だけで判断するのではなく、現在使用している浴室の寸法や浴槽の大きさを測り、それと比較することが重要です.可能であれば、同じサイズのユニットバスを導入した施工事例の写真を見せてもらうなど、実際の空間に設置した際のイメージを具体的に掴むようにしましょう。



・③不要なオプションで予算オーバー


ミストサウナ、ジェットバス、浴室テレビなど、魅力的なオプションはたくさんありますが、「勧められるがままに付けてしまったけれど、最初の数回しか使わなかった」という声もよく聞かれます。本当にその機能が自分たちの生活に必要か、一度冷静に考えてみることが大切です。また、多機能な給湯器リモコンや、デザイン性の高いシャワーヘッドなど、細かな部分でも費用は積み重なります。見積書を受け取ったら、一つひとつの項目を丁寧に確認し、不要だと感じたものは遠慮なく削減を申し出ましょう。




■ 本当に信頼できるリフォーム会社の探し方|後悔しないための業者選び

在来浴室のリフォームは、単に古い設備を新しいものに交換するだけの作業ではありません。目に見えない壁の内部や土台の状態まで正確に診断し、建物の構造を理解した上で適切な工事を行う、専門的な知識と経験が不可欠です。では、安心して任せられるパートナーは、どうやって見つければ良いのでしょうか。


後悔しない業者選びのために、少なくとも以下の4つの点は必ず確認してください。


地域に根ざし、何かあった時にすぐ駆けつけてくれるか?

リフォームは工事が終われば完了ではありません。万が一、水漏れなどの不具合が発生した際に、迅速に対応してくれる地域密着の会社は、やはり安心感が違います。


こちらの話をじっくり聞き、分かりやすく説明してくれるか?

こちらの要望や不安を親身になって聞いてくれるか、専門用語ばかりを使わず、素人にも理解できるように丁寧に説明してくれるか、といったコミュニケーションの姿勢は非常に重要です。


建設業許可や建築施工管理技士などの有資格者が在籍しているか?

これらの資格は、一定以上の施工実績と専門知識を持つ証明です。会社のウェブサイトやパンフレットで、資格を持ったスタッフが在籍しているかを確認しましょう。


過去の施工事例が豊富で、具体的な写真を見せてくれるか?

言葉で説明されるだけでなく、実際に手掛けたリフォームの事例写真を多く見せてくれる会社は、それだけ経験と実績が豊富である証拠です。


また、浴室をリフォームする際には、隣接する「洗面脱衣所」の床や壁紙の張り替え、古くなった「給湯器」の交換も同時に行うことを検討すると良いでしょう。工事をまとめることで足場や養生の費用を一度で済ませられ、結果的にトータルの費用や工期を抑えられるというメリットがあります。どのような工事が最適か、ぜひ一度専門家にご相談ください。会社の考え方や仕事への姿勢については、こちらの会社案内のページも参考になるはずです。

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■ 不安だらけのお風呂リフォームを「最高の体験」に変えるために

在来浴室からユニットバスへのリフォームは、決して安い買い物ではありません。だからこそ、費用やサイズ、業者選びについて、たくさんの不安を感じるのは当然のことです。


しかし、この記事でご紹介したポイントを一つひとつ確認していけば、その不安は解消され、後悔のないリフォームを実現することができます。最も大切なことは、あなたの悩みや不安に真摯に寄り添い、最高の解決策を一緒に考えてくれる、信頼できるパートナーを見つけることです。


まずは一歩踏み出して、専門家の話を聞いてみてはいかがでしょうか。複数の会社から話を聞くことで、ご自身にとって何が最適なのかが、より明確になるはずです。


もちろん、相談したからといって、しつこい営業を受けるようなことは一切ありません。あなたとご家族が、毎日のお風呂の時間を心から楽しめるようになる、そのお手伝いができることを願っています。ご不明な点やご心配なことがあれば、どんな些細なことでも、こちらの問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

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